3つの魅力が介護職にはあります。
まず1つ目は、仕事を通して、自分の老後や健康のことを具体的に考えられるようになることです。
人の命を左右しかねない介護の仕事には、専門知識や資格が必要になります。
資格の中には、介護保険の仕組みや体の仕組み、高齢者がかかりやすい病気などについて学ばなければならないものもあり、それらは自分の家族が介護を必要とするときになって、大いに役に立つはずです。
そして2つ目は、年齢や性別に関係なく介護職はキャリアアップをすることができるという点です。
介護職は資格業界といわれており、積極的に資格取得をしたり、実務経験を積めば、介護福祉士やケアマネージャーなどにキャリアアップができます。
また、女性の職員が多いため、妊娠や出産、家事との両立に理解がある職場が多いのも特徴です。
したがって、休みや勤務時間の相談がしやすい職場に就職すれば、プライベートも大切にしながら仕事を続けられます。
最後に3つ目は、日本は高齢化社会であるため、介護職の需要が高く、よほどのことがない限りリストラなどのリスクが少ないことが挙げられます。
しかも、介護業界は人材不足が深刻化しているため、転職市場において介護士は引く手あまたです。
ハローワークや転職サイトを見ると、たくさんの求人があるので、もし自分が勤める事業所に不満があれば、転職も十分可能です。
したがって、より良い職場環境下で働くことも夢ではないのです。